もみじ育成チャレンジ

草生やすで少し触れたもみじについてのまとめ。

先日の記事で書いたとおり、去年の末あたりから某ゲームにハマりすぎて、もみじの造花(造枝?)を買ったりしていた。

振り回したりして悦に入っていたが、某所で見かけたもみじの育成キットに心が揺れた旨をTwitterで呟いた所、フォロワーからの「やっちまいな(意訳)」との後押しを受けて盆栽チャレンジする事に。
どうせだからと件のキットではなく盆栽屋からAmazon経由で種を買った。これ→「盆栽種子:山もみじ」 50粒くらい入ってて330円。植物には発芽率というものがあるので、播種は数打つ。

これを1日水に晒し、沈んだ方が発芽率が高いらしい。
もみじの種を春に蒔く場合、吸水後にまた乾燥させないように濡らしたキッチンペーパーなどに包んで一か月ほど低温の場所…冷蔵庫に入れるらしい。
秋に枝から落ちて寒い冬の間を土の上でお休みしている種が、春になって暖かくなる頃に発芽する…のを疑似的に起こす。これが「休眠打破」だそうで。
単純に「春だ!種蒔きだ!」だけでは発芽しない植物もあるって事ですな。


冷蔵庫でお休み~

…ここでふと疑問がわく。ゲームの舞台である場所に生えてるもみじはこの品種で良いのか?気になって調べると、ヤマモミジはどうやら日本の東側に多く分布しており、舞台の地域は西側…
西側で多く分布しているのはイロハモミジの方らしい。
ぶっちゃけソースが1ページしか見当たらないので微妙な情報だが、こだわりたい想いがオタク心を支配する。
ので、イロハモミジの種も買って同時に蒔き、比べながら育ててみる事にした。
Amazonには苗しかなかったので、利用したのがこちらのサイト→工房 若草 今改めてみたらめちゃくちゃ色んな種売ってたのでみんなも好きな植物探してくれ!!
で、届いた。

この時点で2月上旬は過ぎていたので、ヤマモミジと同じように吸水させ、冷蔵庫へ。

3/7、蒔いた。



どきどき発芽チャレンジの幕開けだ!
休眠打破が上手くいっていない場合、1年…長くて2年後の春に芽が出るよ☆って情報も得た…樹木は気が長いなあ。

別件でとある傷心の出来事もありつつ、霧吹きで土を湿らせ続けて新たな命を待った約一ヶ月。

4/19…仕事へ出る5分前に水をやっておこうとベランダに出て、何やらポットのひとつに微妙な変化を感じて凝視……



!!イロハモミジ発芽!!

うおおおおお!!!!写真撮ってパソコンつけて現像してTwitterに投稿、この間3分。
大興奮しながら仕事へ。ごきげんである。

翌日4/20、小さな種は立派な双葉ちゃんに…

あぁ、かわいい…双葉はまだもみじの形じゃないんだな。本葉が楽しみ。
今は4つのイロハモミジの種が発芽してくれている。ヤマモミジの方は変化なし…こっちも発芽してほしい…
とにかく最初の関門、発芽チャレンジは(半分)成功ということで。いや~よかった~

しかしもみじって一言で言っても色んな種類があるんだな。発芽もまだの時期に気持ちが逸りすぎて盆栽総合の本やもみじ専門の本などを買ったりしたけど、紅葉が黄色い品種、年中赤い品種、葉っぱの周りだけ赤くなる品種…とバラエティに富んでいた。植物は奥が深い。

投稿者:

せいじ

おえかきとかゲームとかする人

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